矯正歯科治療を、40歳から高齢者が行うことの意義
意外なことに40才代は、歯周病と歯間の虫歯が発生しやすい要注意世代です。
忙しさに気を取られ、歯と口の健康はつい忘れがちになります。
気づいたときには、歯周病や虫歯が進行して口の中がガタガタになり、かみ合わせのバランスが崩れる人が多く見うけられます。
このような状態になると、失った歯を補う歯科治療だけではなく、口の中全体のバランス回復が必要になります。
矯正歯科治療は、歯を正常な状態にして、しっかりとした嚙み合わせをつくります。
それから、適切な修復物や補綴物(金属やセラミックのかぶせ物)を入れ、口の中の健康を完成させます。
40歳から高齢者が行う成人矯正歯科治療は、口全体の健康を守るために「総合的な歯科治療の一部」として行われるものなのです。