非抜歯矯正治療について
非抜歯矯正治療は、歯を抜かずに行う矯正治療の方法です。この治
療法は、歯並びを改善するために、顎の位置や歯の移動を調整する ことに重点を置いています。非抜歯矯正の利点には、 以下のような点があります。 1. 自然な歯の保持: 歯を抜かないため、患者の自然な歯を維持できます。
2. 顔のバランス: 歯を抜かずに治療することで、顔の輪郭を保ちながら矯正が可能です。
3. 治療期間の短縮: 一部の患者にとっては、非抜歯治療の方が治療期間が短くなることがあります。
4. 快適さ: 抜歯を伴わないため、患者にとっても精神的な負担が軽減されます。 ただし、非抜歯矯正が適用できるかどうかは個々の歯並びや顎の状
態によります。治療を希望する場合は、 専門の矯正歯科医に相談して、適切な治療法を選択することが重要 です。 2025.04.19
出っ歯と抜歯の関係について
出っ歯の矯正治療で抜歯が行われることが多い理由はいくつかあり
ます。 1. スペースの確保: 出っ歯の場合、歯が前方に突出していることが多く、歯並びを整え
るためには、歯の位置を後方に移動させる必要があります。 抜歯することで、必要なスペースを確保し、歯を正しい位置に移動 させやすくなります。 2. 歯列のバランス: 抜歯を行うことで、歯列全体のバランスを整えることができます。
特に、歯の大きさや形状が不均一な場合、抜歯によって全体の調和 を図ることが可能です。 3. 咬合の改善: 咬合(かみ合わせ)が悪い場合、抜歯によって咬合を改善すること
ができます。正しい咬合に導くことで、 歯や顎の健康も向上します。 4. 治療期間の短縮: 抜歯によってスペースが確保されるため、歯を移動させる治療がス
ムーズになり、結果的に治療期間が短縮されることがあります。 これらの理由から、出っ歯の矯正治療において抜歯が選択されるこ
とが一般的です。ただし、患者ごとに状況が異なるため、抜歯が必 要かどうかは専門医による診断が重要です。 2025.04.16
過蓋咬合の治療における非抜歯アプローチについて
過蓋咬合の治療における非抜歯アプローチについて説明しま
す。 過蓋咬合とは
過蓋咬合は、上顎の前歯が下顎の前歯よりも前に出ている状態で、噛み合わせが深くなることを指します。これにより、咀嚼機能や審 美面に影響を及ぼすことがあります。 非抜歯治療のメリット
1. 顎のバランスを維持: 抜歯を行わないことで、顎の位置が安定し、噛み合わせが深くなるリスクを減少させます。
2. 口腔内の健康: 歯を抜かないことで、歯の保存が可能になり、口腔内の健康を維持することができます。
3. 審美的な理由: 非抜歯治療は、歯の本数を維持するため、自然な見た目を保つことができます。 非抜歯治療の方法
1. 歯の移動: 歯列矯正器具(ワイヤーやブラケット)を使用して、歯を適切な位置に移動させることで、噛み合わせを改善します。
2. 顎の位置調整: 上顎と下顎の位置を調整するための装置を使用し、噛み合わせのバランスを取ります。
3. 拡大装置の使用: 上顎の幅を広げるための拡大装置を使用することで、過蓋咬合を改善することができます。 治療の注意点
– 患者の状態: 非抜歯治療が適しているかどうかは、患者の歯並びや顎の発育状況によって異なります。
– 専門的な診断: 矯正歯科医による詳細な診断が必要であり、個別の治療計画を立てることが重要です。 このように、非抜歯での過蓋咬合治療は、噛み合わせを改善し、口
腔内の健康を保つために有効な方法です。治療を考える際は、専門 家との相談が大切です。 2025.04.09
歯根吸収について
歯根吸収は、歯の根の部分が体内の細胞によって吸収されることを
指し、通常は以下のような種類があります。 1. 外因性歯根吸収:
– 外傷: 事故やスポーツによる衝撃で歯が損傷した場合、周囲の組織が反応して歯根が吸収されることがあります。
– 矯正治療: 歯を動かす際に、力が加わることで歯根が吸収されることがあります。これは一時的なことが多いですが、過度な力がかかると問題が 生じることがあります。 2. 内因性歯根吸収:
– 歯周病: 歯周病が進行すると、歯を支える骨が吸収され、歯根にも影響を及ぼすことがあります。炎症が続くことで、歯根が弱くなります。
– 感染: 歯髄炎や根尖性歯周炎などの感染があると、感染が歯根に広がり、吸収が進むことがあります。 症状
– 初期には自覚症状がないことが多いですが、進行すると以下のような症状が現れることがあります:
– 歯の動揺
– 歯茎の腫れ
– 痛みや不快感診断
– 歯科医師はレントゲン検査を行い、歯根の状態を確認します。レントゲン画像で歯根の吸収や周囲の骨の状態が把握できます。 治療
– 原因に応じた治療: 歯周病の治療や感染の除去、必要に応じて矯正治療の見直しなどが行われます。
-抜歯: 重度の吸収が見られ、歯の安定性が失われている場合には、抜歯が選択されることもあります。 歯根吸収は早期発見が重要ですので、定期的な歯科検診を受けるこ
とが推奨されます。気になる症状があれば、 早めに専門医に相談することが大切です。 2025.04.02
埋伏歯の原因
埋伏歯の原因について、説明します。
定義
埋伏歯とは、正常な位置に生えずに、歯茎や顎の骨の中に隠れている歯のことを指します。特に親知らず(第三大臼歯) が埋伏することが多いですが、他の歯でも起こり得ます。 原因の詳細
1. スペース不足
– 顎のサイズ:顎の骨が小さい場合、歯が生えるためのスペースが不足し、他の歯と衝突して埋伏することがあります。
– 早期の乳歯の抜歯**:乳歯が早期に抜けた場合、永久歯が適切な位置に生えることができず、埋伏することがあります。 2. 遺伝的要因
– 家族に埋伏歯の症例が多い場合、遺伝的な要因が影響を及ぼすことがあります。これは、歯の形状や顎の構造に関連しています。 3. 歯の発育異常
– 歯の数の異常:通常よりも多くの歯が生える(多歯症)場合、他の歯が圧迫されて埋伏することがあります。
– 歯の位置の異常:歯が通常とは異なる位置で発育することも、埋伏の原因となります。 4. 外傷
– 外的な衝撃や事故によって、歯の成長が妨げられることがあります。特に、顔面の外傷があった場合、歯の発育に影響を与えることが あります。 2025.03.26
日本人の歯並び
アメリカに留学された患者様が、「アジア人の見分け方で、歯並びが悪いアジア人は、日本人だよ。」言われたそうです。
統計的にも、日本人は、顎が小さく、歯が大きいことが知られていて、遺伝的に歯並びが悪くなることが多いです。
最近の日本では、矯正治療を受けることが一般的であり、特に若い世代で
は矯正器具を装着している人が多く見られます。 矯正治療は、
見た目だけでなく、噛み合わせや口腔衛生の改善にも寄与します。 大垣スイトスクエア歯科・矯正歯科では、無料矯正相談を行っていますので、気軽にご相談ください。
2025.03.19
ホワイトニングについて
マウスピース矯正中に、ホワイトニングをする患者様もいます。
マウスピース矯正中のやりかたは、ホームホワイトニングとなります。
作成したマウスピースを使用し
ます。低濃度の漂白剤をマウスピースに入れ、数時間装着します。 通常、数日から数週間の使用が推奨されます。 利点は、自宅で手軽に行え、費用がオフィスホワイトニング
よりも安価です。自分のペースで進められます。 ホワイトニングは、コーヒーや紅茶、タバコなどに
よって付着した外的な色素を取り除き、歯を白くします。また、加 齢による内的な変色にも効果があります。 持続性は、ホワイトニングの効果は個人差がありますが、オ
フィスホワイトニングは約6ヶ月から2年、ホームホワイトニング は数ヶ月から1年持続することが一般的です。 ただし、
日常生活での食事や喫煙が影響するため、効果を長持ちさせるため には注意が必要です。 ホワイトニングはすべての人に適しているわけで
はありません。特に、妊娠中や授乳中の女性、重度の歯周病や虫歯 がある人は避けるべきです。 副作用として、施術後に一時的な歯の敏感さや、歯茎の刺激を感
じることがあります ホワイトニングは、美しい笑顔を手に入れるための効果的な手段で
すが、正しい方法と知識を持って行うことが大切です。施術を検討 している場合は、信頼できる歯科医に相談し、自分に合ったプラン を選ぶことが推奨されます。 2025.03.13
春になりました
3月になりました☆いよいよ春ですね(^^)
3~4月は、大垣スイトスクエア歯科・矯正歯科のディスプレイが
日本の桜名所を紹介する院内桜ツアーに変貌します!2025.03.06
CT撮影について
3次元的にレントゲンの写真を見ることができるCTです!
大垣スイトスクエア歯科・矯正歯科では、6年前から撮影できるようにしています。
大垣スイトスクエア歯科・矯正歯科で撮影することができるようになって、
患者様の歯茎の状態の確認、親知らずの抜歯、い埋伏歯の審査など、歯並びの相談や矯正治療など治療の幅も広がり、
患者さんのお悩みにもよりお応えしやすくなった思います!
2025.02.19
書籍を発刊しました
大垣スイトスクエア矯正歯科の理事長と各院のドクターたちで書籍を作りました。
透明で目立たないマウスピース矯正“インビザライン”―9割の患者が支持する最先端の歯科矯正
マウスピース矯正をご検討中の方はぜひご覧いただけますと幸いです。
2025.02.14